配管ルートの決定、配管支持設計をサポートする
配管応力解析システム「AutoPIPE」
プラント配管設計の「株式会社ジェイコフ」では、配管応力解析システム「AutoPIPE」を使用して、
静的および動的負荷に対する配管の応力、変位を解析して、適切な配管ルートの決定と支持設計を行っています。
こうした各種解析はもちろん、配管および構造モデルとその結果をすばやく作成、修正、確認できるので、作業効率の大幅な向上を図ることが可能になりました。
AutoPIPEを採用する理由
配管応力の解析と可視化
高度な計算やシミュレーションが不可欠なプラント配管設計がよりスピーディー、かつ正確に行えるようAutoPIPEにはさまざまな機能が搭載されています。静的および荷重シーケンス非線形解析により、エンジニアリング設計の安全性が確保され、熱、振動、風、動的負荷のケースなど、さまざまな荷重条件で解析を実行します。応力、たわみ、力、モーメントを簡単に表示可能です。
ミスのない正確なモデリング
AutoPIPEは、配管モデルの熱解析や荷重応力解析はもちろんのこと、構造モデルの作成や編集など一連の操作がじつにシンプルで簡単に出力されます。また、データ入力中はつねにエラーチェックが働き、作成中のモデルに配管の矛盾や干渉などがある場合には、「注意」「確認」などのメッセージが表示され、エラーの削減が実現されます。
各種応力評価への適合
AutoPIPEには、各種配管を正確に解析するために応力評価コード(配管コード)の指針や設計規定があらかじめ搭載されています。
自重と圧力と熱伸縮荷重が加わった状態(運転状態)における計算結果や運転状態に地震荷重が加わった状態など、条件に合わせた計算結果が即座に得られます。
解析結果各種ニーズへの対応
解析結果をグラフィカルに表示するのもAutoPIPEでは容易です。対話式による変位図の表示やアニメーション表示、応力の色分けコンター図の表示などを行い、出力することが可能です。
上記の解析機能に加え、AutoPIPEには「高圧ガス設備等耐震設計基準・指針」への対応や配管CADからの3次元モデルインポート機能、
容器とノズルの接合部の局部応力解析などプラント配管設計をより確かなものにする各種機能が充実しています。